どうやったら楽に生きられるの?!

私は猫のキミ。ウチのおねぇちゃんは日々考えている。「どうやったら楽に生きられるの?!」と

外側ばかりを気にする人にイラ立つおねぇちゃんも、つまるところ、外側に目を向けているニャよ。。。

おねぇちゃんは
最近しょっちゅう
怒っている💢😠💢



周りの状況に
「バッカじゃないの!」

かなりイラ立っている



ちなみに
周りの状況とは
流行り病に対する
職場の人々の過剰反応w



たとえば

流行り病から
復帰した人を
露骨に避ける人


ちなみに
避ける理由は
簡易検査で陰性だろうが
PCR 検査で陰性だろうが
ウイルスを
まだ持っている可能性はあるから
‥‥‥らしい

本音を言えば
しばらく
会社に出てきてほしくない
んだとか



他にも

お昼休みは
食堂で喋っている人がいないか
監視は当然!
という雰囲気



ちょっとでも
喉が痛かったり
くしゃみが出たら

すぐに総務へ行って
簡易検査キッドで
流行り病になっていないか
即確認w



そして
朝も昼も夕も
会社中
消毒薬の臭いが充満



おねぇちゃん曰く

「な・ん・で
 外側ばっかり
 気にしてんのよ!!

 だいたい
 本来
 身体に備わっている免疫力が
 正常に働いていれば
 そう簡単に
 体調を崩したりなんか
 しないわよっ!

 バレンタインを口実に
 バカみたいに
 チョコレートを食べたり

 おうちで贅沢を💕
 とか言って

 ホルモン剤
 抗生物質の塊のような肉を
 たらふく食べたり

 砂糖の塊でしかないスイーツや
 農薬まみれの小麦で作られたパンを
 ガツガツ食べたり

 原材料が
 カタカナばかりの
 (つまり添加物だらけの)
 惣菜を常食したり

 自分の内側を整えることには
 てんで目も向けず

 外側が悪い!
 外側から病が来る👿!
 って
 
 ホントに
 何言ってんだか

 病はねっ!
 身から出たサビなのよっ!」




鬱憤が溜まって
今にも爆発しそうな
おねぇちゃんW



ところで
おねぇちゃん


おねえちゃん
そのイラ立ちは
どこからきているの?



私には
おねぇちゃんが
外側ばかり気にしているから
鬱憤が溜まっているように
見えるわよ



会社の人たちを見ていたら
外側にばかり
眼を向ける愚かさが
わかるはず


だからね
おねぇちゃんも
外側に
正解を求めるのは
止めようニャン😸


そもそも
外側に
答えはないニャよ


意識すべきは
自分の内側


内側とは
肉体を構成する細胞一つ一つであり
そこに宿る感情であり
そこを流れる気であり


それらに
どれだけ
眼を向けられるか
いたわれるか
良い方へ持って行けるかが

もしかしたら

今の混乱した世の中を
気楽に生きるコツなのかもね😺



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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物理学者 ・ 保江邦夫さま から教わった”自分が望む未来へ行き着く方法”

自分が望む未来へ
行き着く方法



答えから言っちゃいますと



自分が望む未来を
はっきりと思い描く



なーんだ
よく
言われていることじゃん


思ったあなた



そうなんですニャよ😸


誰もがよく言うし
誰もがよく知っている

ということは

それほど
効果があるんです



実際
ウチのおねぇちゃんは
自分が望む未来を
はっきりと思い描くことで
望みが叶いました



なんて
ちょっと大げさだけどw



実は
おねぇちゃん

これまで
普通にできていたブリッジが
急にできなくなって
落ち込んでいたのよw



今日の
ヨガのレッスンにも
ブリッジがある


どうにかして
また
できるようになりたい!



ブリッジに入る前
おねぇちゃんは
まず
頭の中から
できなかった過去を
取っ払った

肩が痛くて
頭が持ち上がらなかった過去も
消し去った

そして
ただひたすら
ブリッジの完成形をイメージして
それができている自分を
思い描いた



すると‥‥‥

グッと
手のひらで床が押せて
頭か上がり
肩が上がり
再び
ブリッジができたんである👏



皆さま
イメージって
大事なんですニャン😺



ゴールしたくても
そのゴールがどこなのか
旗🏁すら見えなかったら
辿り着けないでしょ



だから
まずは
自分が望む未来を
はっきりと思い描く

すると



未来(ゴール)を設定した瞬間
自動的に
未来(ゴール)は
過去(出発点)と繋がって
自分の時間軸ができ
”今”が決まる

つまり
ひとつの
時間パッケージができる


教えて下さるのは
物理学者の
保江邦夫先生
※上文は
 保江邦夫先生のご著書
「神様から愛される人になる
 タイムデザインの法則」より



ちょっと小難しいので
さきほどの
おねぇちゃんのブリッジで例えると



未来(ゴール)を
"ブリッジの完成"

設定した瞬間



「ブリッジを
 絶対やってみせる!」

決意した過去(出発点)に繋がり

そこに
おねぇちゃんの
本の時間軸ができる

そして
おねぇちゃんは
その時間軸の中で

ただひたすら
ブリッジをしている自分を
思い描き
”今”に集中



ゆえに
できないかもしれない
という不安も

また肩が痛くなるかもしれない
という
恐れもなくなり

未来(ゴール)の
一点だけを見つめ

そして
望んだ未来(ゴール)
を手にした
(つまりブリッジができた)

ということになります



皆さま
保江先生は
仰っていますニャよ😺



今は過去の延長であり
今の延長に未来がある

考えている以上
未来の不透明さは
決して晴れることはありません

それよりも
未来(ゴール)が決まれば
過去(出発点)と連動した”今”がもたらされ
確定された未来が
確実にやってくる
という発想に変えるのです


つまり
未来は決めてしまえば
必ずやってくる

せっかく
自分の意思で決められるのだから

ぜひとも
ワクワクする未来(ゴール)
を設定して

あなたが
イキイキとできる
時間パッケージを
作ってね



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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斎藤一人さまから学ぶ  その11 (起業、副業、やりたいことをする極意は、神様があなたにくださった”幸せに変えるモノ”を、いかに育てられるかですニャン)

「自分には
 やりたいことかあるけど
 踏み出せない

 ましてや
 今の仕事を辞めて
 起業だなんて‥‥‥
 ムリムリ🙅!

 そもそも
 起業して
 一人でやってる人とか
 純粋に
 スゴイと思う

 だって
 私は(俺は)
 怖いもん

 今の仕事は
 雇われだけど

 でも
 だからこそ
 ある意味気楽だし
 お給料は毎月
 定額は絶対入ってくるし

 でもなぁ
 私は(俺は)
 やりたいことをしないまま
 人生が終わるのかなぁ‥‥‥」




個性的な才能があるのに

やりたいことがあるのに

一歩を踏み出せないあなた



齋藤一人さまは
仰ってますニャよ😸



神様は
幸せはくれない
けれども
”幸せに変えるモノ”を
皆にそれぞれ
くださっていると

YouTubeチャンネル「幸運の片道切符」より〜



神様は
あなたに
雇われ人として
生きやすい気質や
協調性や
用心深さを
くださった

ということは
あなたは
まず
これらを活かしましょ



そして
雇われ人として
幸せに生きていく中で

徐々に
ゆっくりかもしれないけど
着実に

安定した
幸せの中で
自分のやりたいことを
進めていきましょ



そして
ちょっとずつ
やりたいことに邁進できる
環境を作っていきましょ



神様があなたにくださった
”幸せに変えるモノ”は
ちゃんと
あなたに合わせてある



だから

いきなり
仕事を辞めて
起業しなければならないような
バンジー的な出来事とか

それまでの価値観が
ひっくり返るような
タフな経験とか

神様が
くださらないんですよ



だって

あなたは
それらを
幸せに変えられないだろう

神様はわかっているから



雇われ人として
働いている状況は

あなたが
神様から頂いた
”幸せに変えるモノ”を
上手に育てている証拠



今のところ
かなり順調に育っている

花が咲くまで
あとちょっとニャよ🌸😺



神様が
あなたにくださった
”幸せに変えるモノ”を
大切にね



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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自分の身体と戦わない

”自分の身体と戦わない”



この言葉は
本日
おねぇちゃんが受講した
LAVAのオンラインレッスンで
ヨガの先生が仰った言葉



うちのおねぇちゃん
この言葉が
胸に
グサーーッ!!と
突き刺さったらしい



なんせ
その時のおねぇちゃんは
「えいっ!」と
一生懸命
頑張って
無理があろうが
構わず
必死で
身体を曲げていたw



「曲がらないっ!
 もうっ!
 クッソー💢😠💢」


ひたすら
自分の身体と格闘👊



ゆえに
先生が
”自分の身体と戦わない”
と画面の向こうで
仰った時は
我に返った



そして
一気に力が抜けた

すると
全身が緩んで
身体が少し
前に曲がった



「やだ
 戦わない方が
 上手くいくの👀?

 ってか
 私
 これまで
 どんだけ(無駄に)
 自分の身体と戦ってきたんだろう⁉

 それに
 ”身体”からしてみれば
 いきなり
 戦いを挑まれるわけで……
 
 私の”身体”って
 ホント
 かわいそう😖💧💨」



皆さまも
日常の中で
自分の身体と戦っていませんか?



疲れているけど
眠たいけど
痛いけど

でも!
まだ
頑張れる💪
もっとできるはず!!


常に頑張っている
頑張り屋さんのあなた



その頑張りを少しほどいて
自分の身体と戦うことをやめて
身体を緩めてあげましょうよ



そしたら
心も緩んで

結果
滞っていたことが
スルスルと
前に進みますニャよ😺



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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ダイエットも、勉強も、病気も、仕事も、人間関係も、答えは”ハーメルンの笛吹き”にありますニャン😸

あなたは
どうして
ダイエットが成功しないのかニャン?

どうして
成績が上がらないのかニャン?

どうして
部活で取り組んでいる事が
上手くならないのかニャン?

どうして
人間関係が
うまくいかないのかニャン?

どうして
あなたの不調は治らないのかニャン?

どうして
旦那さんや子供さんは
あなたの言うことを
聞いてくれなのかニャン?



その答えは……

ハーメルンの笛吹き

にあります



街中に出るネズミに
パニックになるばかりで
そもそも
なぜネズミが出るのか
根本から考えない

ネズミを
退治してくれるという人物に
全てを任せる

そして
ネズミがいなくなれば
とりあえず
目の前の現実が解決してラッキー

挙句に
報酬を払うことを渋る



これを
今のあなたの現状に例えると



なぜ今
受け入れられない現実が
目の前にあるのかを
根本から考えてない

そして
その現実を解決してくれるという
人やモノやコトに依存する

(例えば
 それは
 ダイエットサプリであったり
 予備校であったり
 不平不満を言うことだったり
 病院のドクターだったり
 「そういう体質だから」
 という言い訳だったり
 ”他人のせい”という
 伝家の宝刀だったりw)


もしかしたら
しばらくの間は
うまくいくかもしれない

でも
依存した
その人やモノやコトに対して
やっぱり効果がないと分かると
報酬を支払うことがバカらしくなり

頼ることをやめると
結局
元の木阿弥



ちなみに
ハーメルンの笛吹きの物語は
最後どうなりましたか?



街の未来を担う子供達が
笛吹き男について行ってしまい
街から子供が
いなくなってしまいましたよね



もしあなたが
ハーメルンの人々と同じ
思考停止の依存状態
になっていたら

目の前の難題が
結局は解決しない
だけでなく

あなたにとって
大切な何かも
なくなるかもしれませんニャよ〜🙀



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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頑張った自分にご褒美を🎁贈る、濃厚接触者

「自分のために
 ○○をした自分に
 感謝します」


毎日
自分に言えてますかニャ😸?



これ
毎日自分に言えると
心も身体も
結構変わります



しかも
この○○が

”メンドクサイこと”
であればあるほど

それをした自分に対する
感謝の気持ちは大きくなり

心も身体も
めちゃめちゃスッキリします✨



ちなみに
濃厚接触者に認定され
ちょ~元気なのに
余儀なく
お家に籠っている
おねぇちゃんw



LAVAのオンラインヨガを
始めたものの

2日目にして
メンドクサイなぁ
と思ったらしい(早っ🙀w)



「やっぱり
 まだ準備が整ってないし
 12時のレッスンじゃなくて
 12時30分からの
 レッスンにしようかな
 ……いや
 もう少し後から……
 夕方から始めようかな……」



しかーし!

おねぇちゃんにしては
珍しいことに

グダグダ考え始めた瞬間
「いや! やる!」
と決めて
ポチっと
12時の予約をした



予約をしてしまうと
後には引けない



予定通り
12時からのレッスンを受講



実は

「自分のために
○○をした自分に
感謝します」

という言葉は

このレッスンを担当された先生が
最後に仰った言葉



「自分のために
ヨガをした自分に
感謝します」



実際
おねぇちゃんは
メンドクサイを乗り越えて
やりとげた自分に
心から感謝した



なんせ
始める前の
身体の固さや
寝起きのダルさや
頭がボーッとした感じや
心のモヤモヤが
すっかり解消して
心身ともに
リフレッシュできたのだから



皆さまも
一日の中で


「自分のために
○○をした自分に
感謝します」


と自分に言える瞬間を
たくさん作ってくださいね😺



それこそが
日々頑張っている自分への
ご褒美🎁ですニャン💮



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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鬼は外👹からじゃないんですニャン。鬼は内からなんですニャン

今日は
はてなブログさんのお題
(もう終わっているけどw)

“鬼は外👹”

を題材にして
ちょっと怖い話を😸



以下のお話は
おねぇちゃんの愛猫であります
わたくし、キミ😺の
妄想でごさいますw



タイトルは
「鬼ヶ村の鬼面👹」



鬼ヶ村では
100年に1度
鬼が出る



といっても
鬼の姿は見えない



でも
鬼に乗り移られた人は
鬼の面を
被らなきゃいけない



それは
鬼ヶ村の暗黙のルール



家の外に出ると
どこで鬼に乗り移られるか
分からない



だから
鬼が出る時期は

極力
家にいる



それでも
出かけなきゃいけない時は
完全防備


なのに……



「どうして?
 まさか、我が子が⁉」


鬼に
乗り移られた我が子を見て
発狂する母親



「家から
 一歩も出さなかったのに
 一体
 どこで鬼に乗り移られたの?」



母親は悲観にくれながら
まだ5才の娘に
鬼の面を被せる



女の子は
顔に張りつく面を
不快だと泣きわめく



それでも母親は
鬼に乗り移られたら
鬼のお面を被るのはマナーだと
きつく叱る



しかし
数日後

その母親自身も
鬼の面を被ることに



やがて村は
鬼の面を被った者ばかりになった



みんな鬼になった



みんな鬼になったのに
鬼の面は外せない



だって鬼に乗り移られたら
鬼の面を被るのは
マナーだから



鬼ヶ村の
鬼の面をつけた
10才の男の子が
母親に問うた



「僕に乗り移った鬼って
 いったい
 どこにいるの?
 僕には
 全然わからないんだけど」



母親は

「わからなくて
 普通なの

 唯一
 体感できるのは
 鬼に乗り移られる時

 熱が出たり
 鼻水が出たり
 体の節々が痛くなったり
 喉が痛くなったりしたでしょう

 それが
 鬼に乗り移られた瞬間なの」



「……それって
 単に
 風邪をひいただけじゃないの?
 風邪と何が違うの?」



母親は
少し苛立ちながら答える

「鬼が乗り移る時は
 風邪とよく似た症状が出るの!
 鬼って
 そう言うものなのよ!」



理不尽に怒られた男の子は
鬼の面の下で
ムッとしながらも
はたと気づく



あ!
そうか!



「僕、鬼の正体がわかったよ!」



男の子は
嬉々と母親に説明する



「鬼って本当は
 最初から
 僕の中にいるんだよ!

 外側から
 来るものじゃなくて
 最初から
 僕の内側にいるんだ!


 だから
 どんなに防いでも
 ダメだったんだよ

 だって
 鬼は
 最初から
 中にいるんだもの

 中にいるから
 熱を出したり
 鼻水を出したり
 身体の節々を痛くしたり
 喉を腫らせたり
 いろんな悪さが
 簡単にできるんだよ」



「そんなわけないでしょ
 だったら
 生まれた時から
 自分の中に
 鬼がいることになるじゃないの」

母親は
”やっぱり子供ね”
と言わんばかりに
呆れ返る



男の子は
「そうだよ」
と迷いなく肯定した

「だから、皆
 赤ちゃんの時から
 風邪を引くんだよ」



「風邪は風邪!
 鬼はまた別なの」

再び
母親の声が尖り始める



男の子は
動じず聞き返した

「そうかなぁ
 だって
 鬼が外から来るなら
 どうして
 外から攻撃してこないの?

 たとえば
 外からいきなり
 切りつけてくるとか
 殴ってくるとか

 鬼に怪我を負わされた人って
 聞いたことないんだけど……あっ!」



男の子は
思わず声を上げる



「あ! そうか!
 鬼って
 もしかして
 自分の中にいるものじゃなくて
 そもそも
 自分の一部だったりして」



男の子は
手を叩き
得意気に続けた

「そうだよ!
 だから僕たちの
 身体や心が弱った時に
 その部分が
 鬼化するんだよ‼
 ただ
 それだけのことなんだよ」



「ちょ、ちょっと!
 どこへ行くの?」



「もちろん
 皆に教えに行くんだよ!

 皆
 喜ぶよ!

 鬼の正体がわかれば

 自分の中の鬼に
 もう怯えなくていいし

 そもそも
 鬼の面なんか被らなくても
 素顔で十分じゃん

 だって
 僕たち自身が
 鬼なんだから」



男の子は
笑いながら
駆けって行く



母親の視界から
あっという間に
いなくなった



3日後



鬼ヶ村の沼で
子供の遺体が上がった



葬儀の帰り道

村の者たちは
口々に
亡くなった10才の男の子を称える



「村長さんが
 直々に弔辞を読んで下さるなんて
 本当にすごい子だったんだねぇ」



「でも、お義母さん
 あの話、本当だと思います?
 10才の子が
 薬の処方を
 村長さんに提案していたなんて」



「まぁ、私も
 最初は信じられなかったけど
 でも、村長さんの話じゃ
 亡くなった子は薬草に詳しかったとか

 それなら
 人々に乗り移っている鬼が
 悪さをしないような
 薬を作りたいって夢を持っても
 おかしくはないわぁね」


恰幅の良い
喪服姿の姑は
鬼面の下からでも
張りのある声を出す



一方
ひょろっとした嫁は
鬼面に跳ね返されそうな
弱々しい声で
「でも……」
と、俯き加減に喋る

「その子が残した処方を元に
 急いで薬を作るって
 村長さんは仰っていましたけど
 所詮、子供が作ったものですよね」



「何、言っているの
 村長さんも
 ちゃんと調べて
 安全なものを
 私たちに提供して下さるわよ

 それで
 皆が
 乗り移った鬼に
 怯えなくてすむ日が来たら
 亡くなった子も
 浮かばれるってもんだわ」



「……そうですよね
 薬草に詳しい大人は
 たくさんいるんだから
 きっと良いものが
 できあがりますよね」



「まったく
 どうして
 そんなすごい子が
 早死してしまうのかねぇ」

姑は
鬼面の頬に手を当て
首を傾げる


嫁が
確認するように訊いた

「たしか、村長さん宅から
 自宅へ帰る途中だったんですよね?
 その子が沼に落ちたのは」



「そうそう
 聞いた話じゃあ
 沼がある方の道は
 帰宅するには
 ずいぶん遠回りだったらしいよ」



「そう……なんですか?」



「寄り道して
 遊んで帰ろうとでも
 思ったのかねぇ

 変なところで
 子供っぽさが出たばっかりに
 まったく、気の毒にねぇ」



嫁がぼそりと呟く

「鬼でも
 出たんですかね‥‥‥」


「え? 何て?」



「いえ、何でも」



〜終〜



今日もひとつ
 誰かの心に灯をともせたら
 嬉しいです♡

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